コウベガタリ - 神戸語り -

『~2010年を振り返れば、神戸に「パリ時間」のまま・・・。~』

2010年12月30日

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(神戸港にて)

まず始めに長い間、「神戸語り」を書かなくて申し訳ない!振り返れば4月にパリに渡航して以来に成ってしまったが別にサボって書かなかった訳では決してなく、本当に書けなかった、書くことが出来なかったのが真実である。「神戸語り」を楽しみにしていて下さった方から、お叱りの言葉を多数お寄せ頂き申し訳なかった。

 

2010年も残すところ数時間になってしまったが思い出して頂きたい、今年の始め~「向こう十年を位置づける年に成ると思う。」~「今年の生き方しだいで、将来が見えて来る者とそうで無い者に分かれてしまう。」~と書いた事が奇しくも当ってしまった。昨年(2009年)の途中から、「これから裕福な暮らしを過ごせる人と、そうでない人の差が激しくなり俗に言う中間層が無くなる。」と皆が言ったではないか。今年(2010年)を生き抜くために「神戸語り」は、なぜ「不景気」になるのか、「宗教」とは何か、「会社」とは何か、・・・・などを思いつくまま書いてきた。4月の「パリ時間」から帰国後、パリの街から授かった宿題の難しさに気づき、「考え」、「迷い」、立ち止まってしまった。私自身「人生のキー」に成るであろうこの年を、どう生き抜くのかを日々真剣に考え過ごしたつもりであるが、上手くいったかどうかは分からないが、今こうして年の瀬に再び「神戸語り」を書ける事が出来ているのなら、如何にか2010年を乗り切ったのではないかと考える。

 

私は、幸運であるとつくづく思う。ボンマリアージュのカウンターの中で事の重大さに驚き立ち止まっている私を導いてくださったのは他ならぬ「ボンマリアージュのお客様」であったからである。ボンマリアージュに集まってくださった方々の「考え」、「実行力」、「構想」・・・を見せていただき、ようやく自分自身が「何処に」、「如何して」、「何がしたいのか」・・・を思い出す事が出来た。 それは、誰もが幼い頃に思い描いた~「夢」~であったと私は思い出す事が出来た。「今年の生き方しだいで向こう十年を:::」とは、「いかに、夢を見続けてそれをいかに、現実の物にするかを真剣に考えて生き続けるかを、もう一度自分に問う時間。」と私は結論づける。

 

今年の「ボンマリアージュ」はあたかもパリのカフェであったかの様に思える。4月のパリ渡航は、私自身が気が着かないまま~神戸に「パリ時間」のまま帰って来てしまったのが原因である。いつの日か日々暮らしている街に~「神戸時間」~なる物が出来ればと願う。

 

2011年も皆様にとって飛躍の年でありますように、心よりお祈り申し上げます。

 

 

 

 

コメント一覧

マスターが4月のパリから
「パリ時間」をボンマリに運んできて下さったおかげで
私は神戸に居ながらにしてパリに繋がることができました
ありがとうございます
そして神戸語りの再開が嬉しい!!!

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